FHMの会とは?
FUSSAのF,HAMURAのH、MIZUHOのMを取って「FHM」と名づけられたこの地域に住む精神障害の悩みを持つ家族の集まりです。障害があっても安心して地域で暮らしてゆける社会の実現を目指して活動しています。

1979年(昭和54年)9月 に 西多摩地域で初になる作業所の設立を願い、保健所、行政、地域の方々の支援を受けて、「FHMの会」の前身である「ひまわり家族会」を設立しました。その後、人権の尊重がうたわれ、障害者基本法の中に他障害者とともに位置つけられました。
精神障害関係の諸施策は未だ理想とは程遠いですが、確実に整えられてきました。そういう流れの中で、当事者としての発言が大切と、歴史を積んだ 「FHMの会」です。

精神障がい者の数は全国で300万人をこえるといわれています。家族を含めれば、1,000万人以上の方が精神の病気で苦しんでいることになります。決してあなた方ご家族のだけの問題ではありません。他の病気に比べ3倍のストレスが家族にかかるといわれているこの病気は、家族が元気になることが、ご本人の回復への力強い後押しになります。家族でなければ分からない心のうちを存分に語り合い、気持ちをリラックスさせましょう。各人の持つ情報(医療、薬、福祉資源等々)の交換や、研修をすることで、将来の見通しもついてくると思います。
現在、40家族です。会費は月250円です。 他市の方も入会できます。
 

☆定例会
情報交換・近況報告・研修等の報告、悩み相談・おしゃべり
毎月 原則第3土曜日(8月12月を除く)
会場:松林会館(福生市)、羽村市福祉センター
   瑞穂町ふれあいセンター、福生市ふれあいセンター
時間:午後1:30~4:30
☆家族ケア 第3水曜日 輝き市民サポートセンター 551-0166
☆会報発行
隔月発行  会員・関連機関に配布 
☆ピアカウンセリング(羽村市社協より受託) 
毎週第4火曜日13時から16時 羽村市ふれあいセンター 554-0304
☆連絡先 080-9033-4048 増田
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FHMの会便り92号から

雑誌「みんなねっと」2014年1月号の記事の一部を抜粋、要約をしました

わかりやすい制度のはなし(その48)
三障がい同一の全科医療費助成をめざしてーー愛知県の経験から
当会副理事長・愛知県精神障害家族会連合会会長  木全義治

 県ごとに「福」「福祉医療」など、自治体独自の重度障害者医療費助成制度があります。身体障がい者と知的障がい者は全県で実施されているのに、精神障がい者は一部にとどまっています。この原稿は三障がい同一の全科無料化にむけ、全国の家族会で取り組んでいくために執筆しました。文中の数字については現時点で把握しているものです。

* 愛知県の現状・・・愛知県では、身体と知的障がい者は重度、中度、軽度に分類し、中度まで、県と市町村が半分ずつの財政負担で全科医療費助成を実施しています。精神障がい者は県制度としては、精神障害者保健福祉手帳1級所持者への全科入院の無料化だけです。
54市町村のうち39市町村で他障がいと同等の助成の市町村人口は、愛知県全体の約6割に当たる。全科1級入院以外は、精神については、市町村が負担し実施している。

* 全国的な状況・・・県として2級まで三障がい同一で対象にしているのは岐阜県と山梨県です。1級を対象にしているのは18県あります。2級まで市町村毎に他障がいと同一で実施しているのは、神奈川県が4市1町、兵庫県は7市1町、鳥取県は1市4町村です。以上のことから、市町村ごとに制度化していくことは可能ということです。

*まずは学習・・・県連の役員だけでなく各家族会の多くの人が深く学ぶ必要があります。
ここで重要なことは障がい者自立支援法が三障がい同一の施策を定めたのにもかかわらず、相変わらず行政が差別しているのです。

* 議員への働き掛け・・・知っている議員に話しに行くのではなく、最大会派から順次行くのがよい。特定の政党会派にだけ頼るのではなく、全党全会派に依拠して行うことです。

* 予算がない・・・「精神は別だからまだやれない」とは議員も行政も言いません。たいてい「予算がない」と言います。「予算がなければ差別してもよいのか」「予算があるところからやっているわけではない。岐阜県や山梨県が他県より豊かであるわけではない」と反論していく必要があります。

* 家族会以外への理解・・・身体・知的の団体と連名の要望書で成功している事例もあります。

* 実現には運動が必要・・・精神障がい者の医療費助成を取り上げるのに、まさに今は好機です。「障害者権利条約」「障害者差別解消法」など差別をなくす方向性が制度に出てきています。粘り強く行っていく必要があります。

便り91号抜粋から

第10回 FHMの会 こころの病講演会
 「家族 ひとりひとりが さわやかに 暮らすには」
 10月12日(土)福生市さくら会館において、高森信子先生(心の相談カウンセラー ・ SST リーダー)による講演会が開催され、たくさんの方々が出席されました。

 病気である部分を薬で抑えて健康な部分を増やすこと。そのためには家族あるいは関わり合う人たちの愛情あるコミュニケーションの必要性を話されました。また、相手の気持ちをわかるためのポイントを参加者同士でロールプレイで学びました。家族はお願い上手になること。そしてそれに応じてくれた時は感謝の気持ちを伝えること。

 高森先生のエネルギッシュな話し方にすっかり引き込まれ、あっという間に終了予定の時間になってしまいました。
今回の参加者のうち4分の1以上が関連機関の方々で、熱心に耳を傾けて下さり、高森先生が大変感激してらっしゃいました。

皆さんから戴いた多くの感想の中から、一部を紹介します。

* 相手に共感し、相手の気持ちに寄り添うことの大切さということで、
『雨の日に共に濡れる』という言葉が大変印象的でした。
 (ほぼ同じ内容の感想が6通ありました)
* 薬は治すためのものではなく、治療は健康な部分を増すとのお話に勇気倍増になりました。
* ヘルパーとして引きこもりの利用者さんとの関わりあいのノウハウを教えて戴き、ありがとうございました。
* 本日ふらっと立ち寄り講演を聞かせていただきました。子どもが病んでいるわけではないが、子育てに十分役立つ話だと思いました。

また、11月16日の定例会では以下のような感想が聞かれました。
* あれから当事者との日常生活で、講演会で聞いたことを少しずつ実践している。
*当事者が薬を続けながら、家族がSSTを学んで対応していくと、再発率が低くなることに希望を持っている。
*いつも上手くいくとは限らないが、時々レジュメを見ながら、対応している。   



定例会  11月16日(土)  於:福生市社会福祉協議会
 11月の定例会が福生市社会福祉協議会で開催されました。出席者は「麦わら帽子」施設長および見学者1名を含め、13名でした。
ここ数日の寒さから解放され、暖かい秋の午後でした。

前半はいつものように各種報告や講演会の感想などの後、今後の予定について話し合いました。

休憩を挟んで、後半はおしゃべり会でした。久しぶりに出席された方々もいらして、近況報告その他たくさん話しました。

* 相変わらず引きこもり、入院はいやがる。
* 落ち着いて一人暮らしを続け、作業所にも通所している。
* 回復してアルバイトを続け、良い方向に行っている。
* 引きこもっているが、通院や買い物など限られた範囲だけの活動は出来る。
* 薬の調整のために入院して症状は改善している部分はあるが、本人は家に帰りたがっている。
* 家の狭い空間で当事者と共に過ごしていることはストレスである。

FHMの会便り 90号から抜粋

☆「第6回全国精神保健福祉家族大会」
みんなねっと大阪大会に参加して
FHMの会(東京つくし会理事)    増田 公子
大会は、「家族支援の実現と精神保健福祉の向上を!」のメインテーマで9月⒐日⒑日大阪国際会議場で約2千名の出席の下、開催された。
家族会では、「この病気についてもっと早く知っていれば、親も子もこんなに長い期間、迷わなくても済んだのではないか、重症化させずに済んだのではないか」と話によく出る。私も早期発見ということが大変気にかかっていた。それで、「早期支援と教育の分科会」に参加してみた。
この分科会では教師、家族、支援者、スクールソーシャルワーカー等から実践報告がなされた。一つ一つの実践は、心の病について学習をするまでの過程が大切なことを感じさせるものだった。  
最初に、スタッフ(精神・保健・福祉・病院等の多職種からのスタッフ)が中心になって不登校やメンタルに心配な生徒との情報交換、そして、教員との情報交換(自殺した人がいるかどうか?クリニックに通院しているかどうか?クラスのいじめの状況など)をして実態を明らかにした。次に、クラスごとに多職種スタッフ2名が参加し「心と体のバランスについて」授業をする。子供たちは、不安定な心の状態(孤立感、自信喪失、不幸感等)について知り、自分の心を見つめ、誰でも不安定な心の状態になることがあるということ、その時には周りの人に相談をしたり、助けを求めたりする行動をすることが大切なことであるということを教わった。今、元気な生徒も、今そうでない生徒も不安定な状態について学び、どんな対応が適切かを学ぶことができた。
 また、教師たちも、この授業によって、病気の発見に努めるのではなく、適切な対応が重要であることを学んだという報告がされた。
私は、それらの実践報告を聞いて、今後、それぞれの地域で教育啓発をして行くことの大切さを感じました。

☆講演会「精神疾患と、それにともなう精神障がいについて知る」
講師:秋川病院々長 植田 宏樹先生  主催:日の出町社会福祉協議会
                   協力:精神保健福祉ささえあいの会

9月7日(土)精神保健福祉について理解を深める講演会が、日の出町役場にて行われました。植田先生の講演は何度参加しても参考になり、新たに加わる内容にも学ぶことが沢山あります。また、診察、各地での講演などでお忙しい中、西多摩の家族会の定例会にも駆けつけてくださっています。こうした取り組みが、地域の精神保健福祉の土台を築いているように思えます。
内容はとても充実しておりましたが、紙面の都合上、「家族の対応のポイント」のみ紹介させて戴きます。
「家族対応のポイント」
① 分かる ・・・・ 病気は部分であってその人のすべてではない
② 見守る ・・・・ 適度な距離、ゆとりを持ちましょう
③ 任せる ・・・・ 一人の人間として対する       (K)

☆講演会「ここまで分かった、ここまで変わった
精神疾患の研究と治療・支援」
講師:山崎 修道先生(東京都医学総合研究所、心の健康プロジェクト主任研究員)主催:西多摩虹の会    場所:あきる野ルピア  日時:9月14日

この障がいは多くの人が罹ると言う。原因については70以上の仮説があるそうです。うまくいかない人間関係、仕事や生活まだ病院中心の医療だが、これからは地域と社会で一人一人ていねいで身近な支援が大切とのことです。例としてのかかりつけ医が訪問するイギリスなどは敷居が低く、メンタルにもつなげ易い。また、世田谷の当事者、家族、専門家が一緒に取り組むなど話されました。偏見を無くす学校教育の必要性。統合失調症や発達障害の論文が10年間で倍に増えたというのは大変うれしいことです。これから、医療や関係者の力を借り、当事者、家族が穏やかにウェル・ビーイング(よりよく生きる)も願っています。(C)
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オクター

Author:オクター
ご家族に精神障害を抱えている家族の会です。
日頃本人のために良かれと思いあれやこれやしていることと思います
長い トンネルから いっしょに 出口 にいきましょう
案内役の オクター です。

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