2014年度要望書を11月に各行政に届けました。

福生市長 加藤育男 殿
F H M の 会
        (福生羽村瑞穂三地区精神障がい者家族会)
                        代表世話人  大浦 奉英


精神障害者の地域生活実現に向けての要望書

要望趣旨

 福生市におかれましては、FHMの会(精神障がいを持つ家族の会)に、ご尽力、ご協力を感謝しております。
Nothing about us , Without us,(私たちぬきに、私たちのことを決めないで) の合言葉の元、批准された、障害者権利条約は、私たち家族にとっても、精神保健福祉のすすむべき 視座を 与えてくれました。

いままで当事者である家族は、医療や福祉の専門家のまえでは、自ら小さくなり、反省するのみでした。現在は、さまざまな会に 出席しての意見を求められる時代になりました。また、本会は、30年以上の歴史を積んでいますが、今なお、初めて『子供が精神疾患にかかり、路頭に迷っている』と家族が訪れてきます。
地域の家族会は、必要とされているのを感じます。
以下の施策が実施されて行くならば、当事者は地域でさまざまな生活支援と医療支援を活用しながら生活をすることが可能になり、家族に負わされた負担が少しでも軽くなり、家族が安心して老後を迎え、当事者とも普通の家族としての関わりか出来ていくことと思います。
文書による回答をお願いします。

要望項目1 家族会の情報を地域の市民向けに発信をしてください。
 家族会の存在を知らない方が、人伝てに聞いて見えた方、あるいは、東京つくし会の電話相談で聞いて、FHMの会にやってくる方が多いです。行政の相談窓口から、本会の話を聞いたという人は少ないです。精神疾患を持つ子供の親たちは、情報を知りたがっています。また、会員からの共感は、なににもまさる支援につながります。

要望項目2  相談支援事業所がしっかりと計画相談の支援が継続できるように、予算を付けてください。 
昨年度から福祉サービスを利用する障害を持つ人への計画相談が始まりました。当事者の願い、思いを訪問等中心にして聴きだしながら、本人にとっての一歩をともに考え、計画を策定し、その後も継続的に支援をしていき、困難な状況は自立支援協議会等につなげることもできる、計画相談は、今まで家族が背負ってきたケアーマネジメントを専門家が共に考え、親亡き後のことも行政が真剣に考えてくれることと期待をしています。しかし、相談支援事業所は、その大変な業務に疲弊をしています。
また、日夜当事者と悪戦苦闘しあれやこれや工夫し、支援している家族は最も身近な存在で、本人の特性を理解しています。15年から40年以上に及び継続的な支援を強いられる家族は、当事者共々危機的状況にあり、心身共疲弊しています。
相談支援事業所が本人、家族の相談に適切に乗れ、訪問を行えるように、予算を付けてください。

要望項目3 地域活動支援センター(ハッピーウイング)の利用を使い勝手をよくしてください。
地域の精神障害を持つ方の大切な日中の活動場所です。 しかし、3階であること、場所が狭いことなどから、利用ができる人が限られてきます。精神疾患をもつ方は、皆さん服薬をしていて、不安を強く持つ、人間関係に緊張しやすい、睡眠障害を持つ等の特性から、疲弊しやすい方が多くいます。
環境の面で3階まで歩くということで、気持ちがそがれる方もいます。1階でひろく活動できる場所を準備してください。

要望項目4  精神障害を持ちながらも働ける環境を整備してください。
1、 就労継続支援B型の事業所が増えてきました。しかし、働きたくとも、上記にあげた、精神障害の特性から、週3日以上の通所条件では、困難な方が多いです。環境に慣れるための時間が必要です。又、休憩時間に体を休ませる場所や相談にのれるスタッフや、ペースも必要です。
2、 市役所職員の障害者枠での雇用を精神障害者にも広げてください。
精神障害者が雇用率に算定されるようになりました。パートでも臨時職でも、まずトライアル雇用をしてみてください。本人の自信につながり、さらに就労へのモチベーションが上がってくると思います。まず官庁が手本を見せていただければ民間に波及してゆくと思います。


要望項目5 公教育の場での精神保健教育を進めて下さい
公教育の場においては、精神疾患への教育、そして心と体の関係など啓発教育をしていると知らされております。ところが現実には子供達の過度なダイエット、リストカット、空気が読めない子等へのいじめ、偏見・差別等が増加の一歩をたどっています。社会をあげて精神保健教育に取り組む姿勢を福生市から発信してくださることを要望します。そして、心の健康を支えるサービスを制度として位置づける事を要望いたします。

1、  そのため次の事項を教えて、発症を減らし、偏見を無くしていくことが大切と考えます。
①統合失調症を含む精神疾患は誰でも罹り得ること、②思春期に発病が多いこと、③いじめは精神疾患と深い関係があること、④統合失調症等は早期に支援を受ければ、回復可能で再発率も低いとされることなどです。

2、 市民に統合失調症を含む精神疾患・発達障がいについて正しい知識を持っていただき、障がいに対する偏見や差別をなくすために、講演会やフォーラムなどを計画し実施してください。
一般常識として精神疾患・発達障がいについて予備知識を持っていたなら、親子ともども苦しむことはなかったと家族会でよく話が出ます。心の病の正しい理解を広げる取り組みを実施してください。病気に対する正しい理解は、早期治療、偏見の打破にもつながると考えます。


要望項目6 家族会の活動場所を作ってください。
 家族会は地域の精神疾患を持つ方の家族にとって、おなじ悩みを持つ仲間と出会える場所として、様々な情報を得ることができ、また、苦労を共感してもらえ、家族は前を向き生きて行く力をもらうことができます。是非とも、福生市内において、活動できる拠点を作ってください。
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ご家族に精神障害を抱えている家族の会です。
日頃本人のために良かれと思いあれやこれやしていることと思います
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案内役の オクター です。

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