羽村市に要望書提出

                          平成28年10月28日
羽村市長 並木 心 殿
F H M の 会
        (福生羽村瑞穂三地区精神障がい者家族会)
                        世話人  大浦 奉英 


精神障がい者の地域生活実現に向けての要望書
要望趣旨

 羽村市におかれましては、日頃より、精神保健福祉の向上にむけて、ご尽力とご協力を感謝しております。
障がいを持っていても、同時代の人と同じく、希望を持って社会生活が営めるように、合理的配慮が必要といわれる時代になりました。日夜当事者と悪戦苦闘しあれやこれや工夫し、支援している家族への訪問相談のシステムは充分に機能されていません。家族は最も身近な存在で、本人の特性を理解しています。15年~40年以上に及び継続的な支援を強いられる家族は、当事者共々危機的状況にあり、心身共疲弊しています。
身体・知的の障害に比して、施策が遅れている精神障がい者を持つ人に以下の施策が実施されて行くように、どうぞ、よろしくお願いします。又、文書による回答をお願いします。

要望項目1 家族や精神障がいを持った本人が、相談等利用しやすい使い勝手の良いものにするために、地域活動支援センターを羽村市福生市にそれぞれ一つづつ設置をして、どちらでも利用を選べるようにしてください。
精神障がい者が利用できる社会資源が少なく、偏見も根強い西多摩地域にとって、居住地の地域活動支援センターしか利用できないということは、引きこもりになりがちです。対人緊張が強く人間関係を築くのが苦手という病気の特性から、より自分に合ったセンターを選択できるということは利用の増大につながります。
又、こころの病を抱えた人たちの心は不安定で、対人関係も苦手な場合が多いのです。本人の気持ちを汲み取り、次回もまた来ようと思えるような対応をお願いいたします。

要望項目2 家族への相談支援体制を確立して下さい
相談支援事業所等が家族の相談にものれ、又訪問もできるように充分な保健師、相談支援専門員等や時間を確保して下さい。
平成25年の要望書のご回答では≪精神障害のある方の相談支援については、羽村市福祉センター内にある地域活動支援センター「あおば」および、福生市と共同設置している、地域活動支援センター「ハッピーウイング」において、本人および家族からの相談に応じて訪問相談を実施しています。また必要に応じて関係機関と連携を図りながら訪問相談を行っています≫とのことですが、実感してない家族が多いのです。
一度相談に出向いても、なかなか福祉サービスにつながらない、当事者・家族へ、月に1回程の巡回訪問や電話や手紙等支援をして、家族の課題があれば整理し時間をかけて地域の資源につながるような体制を確立してください。

要望項目3 アウトリーチ支援体制を確立してください
医療や福祉の多職種の専任チームが自宅を訪問する「アウトリーチ」により、引きこもり、断薬、治療中断等の当事者を抱える家族への支援が行われるような制度を実現して下さい。訪問対象を未治療・医療中断者と限るのではなく、必要とするすべての精神疾患のある人たちに広げてください。日常的に見守る支援サービスが行き届けば、救急移送の必要性も激減すると考えます
◆保健師等は、医療中断が過去にあり、家族からの相談を受けたりした場合は、定期的な訪問をし、医療との信頼関係ができるよう支援をしてほしい。今なお、医療と信頼関係が築けず、服薬中断をして、緊急入院をしなければならない状態が多々あります。家族以外の信頼できるスタッフの存在が得られれば、当事者の人権を損なう緊急入院が少なくなると感じます
◆入院になった場合は、退院後すぐに、地域活動支援センター等福祉事業所とつながれるように、退院前から、見学等を可能にしてください。
平成25年の要望書のご回答では≪精神疾患のある方への支援サービスについては、現在、都の保健所や都立多摩総合精神保健福祉センター等が協働し、アウトリーチに取り組んでおります。又、アウトリーチ後の日常的な支援につきましても、保健所等の関係機関と連携を図りながら状況に応じて対応をしていきたいと考えておりますのでご相談ください≫ とのことですが、支援を実感してない家族が多いのです。
よって新たに以下のことを要望いたします。


要望項目4 西多摩地域の格差を是正するよう東京都に働きかけてください。
1 西多摩地区に多摩総合精神保健福祉センターの支所の設置をしてくれるよう働きかけてください。
東京都の多摩総合精神保健福祉センターの管轄が広すぎ、また保健所の数も少ない状況では、なかなかサービスにつながりづらく、家族の負担は深刻な状況です。現状のままでは保健所等からの要請によるアウトリーチ支援、短期宿泊事業や、デイケアー実施も十分に利用ができません。是非とも、支所を西多摩地区に作って下さい。支所が出来れば、地域の福祉力が上がり、ひきこもりの家族を抱えた人の行く場ができるようになると考えます。そして、西多摩地域の精神保健福祉の向上につながります。東京都に特別の支援をお願いしてください。
2 精神科病院の数を少なく良質にし、日中活動場所等事業所が増えるように、東京都が積極的に関与をするよう働きかけてください。
(1)精神科病院設置が多い青梅市の行政が、福祉資源を作ることで、メリットが出るような配慮をお願いいたします。長い入院の場合、その病院の近くで自立していきたいと願う当事者は多いです。
(2)西多摩地域に日中活動場所がふえる様な配慮をしてください。多くの精神障がい者は、症状がありながらも、地域で様々なサービスを受けながら生活ができます。地域の偏見も触れ合うことで少なくなり、地域の福祉力が上がります。そして、地域生活を送ることで、入院患者にかかる費用は半分以下で済み経費の削減になります。

要望項目5 地域活動支援センターの利用を他市区町村が相互に利用できるようにしてく
ださい。

羽村・福生・瑞穂の広域で、利用が可能になるようにしてください。東京都の保健所が長らく精神障害者施策に関与をしてきました。保健所統廃合で市町村の事業に移った歴史は浅く、精神障がい者が利用できる社会資源が少なく、偏見も根強い西多摩地域にとって、居住地の地域活動支援センターしか利用できないということは、引きこもりになりがちです。対人緊張が強く人間関係を築くのが苦手という病気の特性から、より自分に合ったセンターを選択できるということは利用の増大につながります。当事者側に立った施策を望みます。
平成25年の要望書のご回答では、≪羽村市で設置している地域活動支援センターの相互利用については、現時点でその考えはありません。なお、地域活動支援センター『ハッピーウイング』については、羽村市および福生市以外にお住まいの方の各種相談や各種活動(一部を除く)について、その利用を拒んではいません。≫とのことですが、
各自治体が応分の負担をし相互利用が出来る様にしてください。

要望項目6  他の障害者との収入の格差是正として、市の心身障害者福祉手当及び心身障害者医療費助成を精神障害者にも適用して下さい。
 精神障がい者と家族の経済的困窮は深刻です。既に他の県区市町村では支給を実施しているところも増えているのが現状です。羽村市におかれましても、ぜひ適用するようお願いいたします。
平成25年の要望書のご回答では、≪心身障害者福祉手当については、東京都が定める支援要件に準じて羽村市心身障害者福祉手当条例において、支給要件を定めていますが、身体障害や知的障害と異なり、通院や服薬等の医療的ケア、支援施設の利用等で改善、回復が見込まれる障害であることから現時点でその考えはありません。
心身障害者医療費助成については、東京都条例に基づく制度ですので精神障害のある方に適用することができません。なお、精神障害のある方の医療費助成としては、自立支援(精神通院)医療制度が確立していると考えます≫とのことですが、

病気と障害を併せ持つのが精神障がい者といわれています。また、長期にわたる服薬等で、内科(糖尿病、高血圧症、高脂血症等)、歯科等への診療が多く、治療費の経済的負担で治療困難な方も多くいます。自立支援法になり3障害一緒になりました。よって、是非とも、精神障がい者に適用してください。

要望項目7 学校の保健教育のなかに以下の内容を含む心の健康保健啓発教育を実現して
ください。

○昨年度、東京都では、中学生向きリーフレットを作りました。そのパンフの活用をお願いします。
○児童生徒、保護者含、教育関係者に、以下の内容を含む健康保健啓発教育を実施してください。
①精神疾患が五大疾患の一つになり、ありふれた誰でもなりうる病であること
②思春期に発生しやすいこと、又、いじめは精神疾患と深い関係にあること、
③精神疾患には、統合失調症、リストカット、摂食障害、うつ病などがあること
④罹っても早期に支援を受ければ普通に学業就労結婚等社会生活ができる病気であること。⑤精神障がい者と触れ合う体験の事業を設けてほしい。
 平成26年度の要望書のご回答では、≪学校教育においては学習指導要綱に基づき保健・体育の授業で心の健康、心の発達など思春期における欲求不満やストレスの対処法、コミュニケーションの身に着け方、心身の調和の必要性を指導しております。また、いじめ防止への取組や、教育相談を中心とした体制を整え、心の健康を支える様にしております。 市民向けには、病気の予防のための心の健康づくりや、精神疾患・発達障害の理解・対応などに関する講演会について、現在実施してきておりますが、今後もテーマや講演内容・周知方法などを検討しながら、啓発に努めてまいります。≫とのことですが
実感できていません。精神疾患は誰でもかかりうる可能性のある5大疾病になったこと、そして、精神疾患は思春期に発症しやすく、早期の支援があれば、学業や就業、結婚もできる回復可能な病気であることの啓発をしてください。
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ご家族に精神障害を抱えている家族の会です。
日頃本人のために良かれと思いあれやこれやしていることと思います
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案内役の オクター です。

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