2市1町に要望書提出

                          平成25年8月 日
福生市長  殿
F H M の 会
        (福生羽村瑞穂三地区精神障がい者家族会)
                       


精神障害者の地域生活実現に向けての要望書

要望趣旨

 福生市におかれましては、日頃より、精神保健福祉の向上にむけて、ご尽力とご協力を感謝しております。また、昨年度、精神疾患が、国民の命と健康に影響する病として、がん、循環器疾患とともに5大疾患とし位置づけられ、医療計画に載せられることになり、うれしい限りです。
以下の施策が実施されて行くならば、当事者は地域で生活支援と医療支援を活用しながら生活をすることが可能になり、家族に負わされた負担が少しでも軽くなり、家族が安心して老後を迎え、当事者とも普通の家族としての関わりが出来ていくことと思います。

要望項目1  家族への相談支援体制を確立して下さい
 現在当事者への相談支援体制は確立してきているように思います。しかし、日夜当事者と悪戦苦闘しあれやこれや工夫し、支援している家族への相談のシステムは確立されていません。家族は最も身近な存在で、本人の特性を理解しています。15年から40年以上に及び継続的な支援を強いられる家族は、当事者共々危機的状況にあり、心身共疲弊しています。
1.相談支援事業者等が家族の相談にも乗れるように、人や時間を確保して下さい。
2,相談支援事業者等が訪問を行えるように人員を配置して下さい。

要望項目2  アウトリーチ支援体制を確立してください
1、医療や福祉の多職種の専任チームが自宅を訪問する「アウトリーチ」により、引きこもり、断薬、治療中断等の当事者を抱える家族への支援が行われるような制度を実現して下さい。訪問対象を未治療・医療中断者と限るのではなく、必要とするすべての精神疾患のある人たちに広げてください。日常的に見守る支援サービスが行き届けば、救急移送の必要性も激減すると考えます


要望項目3.若年の精神疾患の支援体制を確立してください。
地域では精神的不調を訴える若者が多く、自殺者も若者に多いと聞いております。若者を対象にした、この地域でのデイケアの開設、家族への支援等、早期支援システムを確立してください。早期の相談支援を行うことは、重症化を防ぐことにつながります。

要望項目4.夜間対応型のグループホーム、滞在型のグループホーム等を作ってください。
来年4月からグループホームとケアホームが一体化されますが、障害の重い方が安心して利用できるように、生活面と精神面での支援が低下しないようにして下さい。また、滞在型から通過型への双方への移行選択が可能になるようにしてください。


要望項目5  地域活動支援センターの利用を他市区町村が相互に利用できるようにしてください。
精神障害者が利用できる社会資源が少なく、偏見も根強い西多摩地域にとって、居住地の地域活動支援センターしか利用できないということは、引きこもりになりがちです。対人緊張が強く人間関係を築くのが苦手という病気の特性から、より自分に合ったセンターを選択できるということは利用の増大につながります。当事者に立った施策をのぞみます。

要望項目6  家族会運営の支援として、家賃助成をしてください。
  当家族会は、30年来の歴史があり、講演会の開催、機関紙等の配布等、地域住民に精神疾患についての啓発、電話相談支援等をしています。各区市町村輪番の場所で例会を開催していますが、もし拠点となる事務所があれば、家族の負担は軽くなります。家族会役員は高齢化しており、当事者の世話で体力的にも経済的にもゆとりがありません。当家族会の自助努力は限界に達しています。

要望項目7  学校の保健教育での心の健康啓発教育を早期に実現してください。
児童期から精神保健の知識を学び、精神面での健康を保てるように教育し、精神的不調が現われたら、早期に支援を受け、精神疾患に罹らないようにし、罹っても早期に対応し健康な児童と同じように生活できるようにすることが大切です。さらに、精神障害に対する差別と偏見が減少するような知識と経験を教育で与えることも重要です。それには児童だけではなく、教員と保護者にも精神保健の知識を学んでもらう必要があります。福生市の学校で啓発教育が行われるようにして下さい

要望項目8 精神障害者への福祉手当、当事者の家賃援助をお願いします
 地域で生活する多くの精神障害者は、服薬の必要から、精神科病院等の通院は欠かせず、通常2週間に一度の通院をします。そのための交通費負担は大きいものです。また、無年金者が多く、作業所の工賃も低いため、アパートも借りられず、生活保護を受けたり、親などに依存しているのが現状です。このような状況を変えるため、福生市として次の手当てや補助をお願いいたします。
1. 他の障害者福祉政策との格差是正の一環として、市の心身障害者福祉手当及び心身障害者医療費助成を精神障害者にも適用して下さい。

2. 当事者への家賃補助をお願いします。 
地域生活を可能にする一番の基盤は住宅の確保です。精神障害者が地域生活をより自分らしく実現するには、アパートでの一人暮らしが必要です。家族に依存しないで生活をするためにも必要な人には見守り支援サービスを導入しながら生活ができるよう、アパートの家賃援助を是非お願いいたします。

theme : 障害者
genre : 福祉・ボランティア

プロフィール

オクター

Author:オクター
ご家族に精神障害を抱えている家族の会です。
日頃本人のために良かれと思いあれやこれやしていることと思います
長い トンネルから いっしょに 出口 にいきましょう
案内役の オクター です。

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